とても便利な無農薬野菜の宅配サービスってどうして始まったの?

 

とても便利な無農薬野菜の宅配サービスってどうして始まったの?

食材の個別配達の一形態として今やすっかりお馴染みになった野菜宅配ですが、日本で1番最初に個別の野菜宅配サービスを始めたのは「大地を守る会」です。大地を守る会では、以前から野菜の共同購入のシステムでの配達や青空市などは行っていたのだそうですが、個別に宅配をするようになったのは1985年からだそうです。この時代はバブル経済の絶頂期であり、男女の平均寿命が世界一になったり、旧国鉄を始めとする国有企業の民営化が進められていた時期でした。物流面では、高速道路などのインフラの整備が進められたこともあり、荷物の主な配送手段が鉄道からトラックに切り替わり始めていた頃です。

 

荷物をより早く個別に配達する形態としては既に宅急便というシステムが1970年代から始められていますが、冷凍食品も配達してくれるクール便はまだ始まっていませんでしたし、生ものである野菜を一軒一軒配達するという発想は、この頃にはまだなかったのです。そんな中で、家庭が個人単位で野菜を手に入れる手段は、専ら八百屋やスーパー、定期的に開かれる市場、或いは行商で野菜を売りに来る人から買うというものでした。この形は勿論今も残っていますが、大地を守る会の立ち上げた各家庭への野菜宅配という新しいシステムは、当時としては大変革命的なものでした。

 

大地を守る会では、当時共同購入の新たなステーションを立ち上げるべく青空市などでPR活動をしていたのですが、核家族化や共働き家庭の増加などの影響もあって青空市に来る人自体が減っており、共同購入システムの存続には限界が出始めていました。そこでこの状況を打開すべく会議が開かれた際に、「日中どこかの家にまとめて届けるのではなく、夜間に個人々々の家に届けるようにしてはどうか」という意見が出されたのだそうです。個別配達をしようという話が会員である消費者に伝えられると、会員の中からは「共同購入は、産地の生産者や会員同士とのコミュニケーションの手段であったのに、個別配達になってはそれが希薄になる」との反発の声も出てきました。

 

そこで共同購入と並行して、まず実験的に宅配を希望した家庭への野菜の配達を始めたというのが、日本の野菜宅配の始まりなのです。最初は手書きのメモが注文書代わりで、集金も配達したその場でしていたそうですから、ネット宅配が当たり前になった現在から見ると隔月の感があります。

 

無農薬野菜の宅配が広まったきっかけは?

 

無農薬野菜の宅配が広まったきっかけは?

野菜宅配を語る際に、野菜も含む食材の個配事業のパイオニアである生協の活動のあり方を見逃すわけにはいきません。生協の配達は大手運送業者の宅配便のネットワークを用いず、中小の物流業者の奮闘により共に成長してきたと言われています。大手のシステムと生協のシステムとが相容れないものだったためと言われています。その生協が大手企業をしのぐ勢いで事業を拡大している現在の状況から見ると、信じられないような話です。

 

生協は半世紀近く前から活動している組織ですが、食材などの購入システムも長らく共同購入と店舗販売が主流でした。日中の昼間に担当の家庭にまとめて配達する共同購入は、どの家庭にも専業主婦がいるということが前提で成り立ってきたシステムです。しかし核家族化や共働き家庭の増加などにより、各家庭や個人で束縛を受けずに生活を楽しみたいと思う人が増えたためか、生協の共同購入に際してのグループ化を煩わしいと感ずる人が増えてきました。

 

そこでそうした声に答えるべく、1990年頃から実験的に食材の個別宅配をスタートさせたのですが、今まで消費者側が行っていた食材の各家庭への仕分けを生協側が行うようになるなど仕事量も増え、人手不足もあって最初は絶対上手くいくはずがないと異端視されていたのだそうです。しかし大方の予想に反し、一部の消費者から上がった声を見逃さなかった生協の食材宅配は、見事な成功をおさめたのです。

 

野菜宅配も核家族化や共働き家庭の増加などの影響で広まったわけですが、最近では何と言っても東日本大震災に伴う福島原発からの放射能漏れ事故が、更に野菜宅配への関心を高める大きなきっかけになりました。野菜を食べる際に最も気をするべきは農薬の残留度や添加物の有無であり、消費者の関心の持ち方には多少事実誤認があるにしても、食材の安全を考えるきっかけにはなったと言えます。野菜宅配サービスを利用すれば、生産者や産地、或いは野菜を収穫した日や農薬の使用の度合いや有無までわかりますから、安心して購入することが出来ます。小さい子供のいる家庭やお年寄りの世帯などが、沢山の重い商品を買いに行くのは大変ですし、スーパーにはないような野菜も食べたいと考える家庭が増えたことも、1つのきっかけと言えるでしょう。

 

中には、娘さんさんがアトピー性皮膚炎を発症したことをきっかけに、無農薬野菜を作り始め、更にとあるシェフと知り合ったことがきっかけで野菜宅配事業を始めたという人もいるそうです。またある大手の野菜宅配業者に就職した男性は、閉塞感のある農業の世界で野菜作りに心血を注ぐ農家の人たちが売り方には無頓着なのを見て、野菜宅配の事業を通して生産者を助けると共に、消費者に喜ばれるサービスの向上と農業問題の解決を目指しているとのことです。

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